ターンオーバーって何？

今日は、お肌の構造について
サクッとお話させていただきたいと思います

大ざっぱに言うとね、お肌は表皮、真皮、皮下組織の3つの構造でできています。
表皮の1番外側を角層（角質層）といいます。

皮下組織についてここでは省きますね。

真皮
コラーゲンとかエラスチンとか弾力はここ。
お肌のハリはここの弾力で決まるのです。
厚さは約2ミリ。薄いですね。

表皮　
お母さん細胞がどんどん赤ちゃん細胞を産んでくれるところ。
有キョク層と顆粒層からなっています。
美肌の宿敵メラニンなんかもここで作られます。

角層
表皮の一番外側。
外敵からお母さん細胞や赤ちゃん細胞を守ってくれる
バリア的役目をしてくれるところ。
中の水分を閉じ込めてくれたりもする。
角層は、たったの0.02ミリの厚さしかないんです。
ティッシュペーパーって、2枚重なってるでしょ？
角層って、あれの、1枚分くらいの薄さなんです。

表皮の一番下に、お母さん細胞がたっくさんならんでるのね（ここ、基底層っていいます）

お母さん達は、毎日毎日赤ちゃん細胞を産んでくれてるの。
赤ちゃん達は、素直にすくすく、みんな同じスピードで同じくらいの大きさに
育ってくれるのね。
赤ちゃん細胞は、成長するにつれ
有キョク層（丸の目玉のとこ）と顆粒層（横長の目玉のとこ）に変化するのです。

そして、元気に育った赤ちゃん達は大人になり、
みんなで重なり合って、お肌の上（角層）まで上がってくるの。

そして、角層の部分で自らお肌を守ってくれて、最終的には死んじゃうの。
死んだあとは、垢となって自然にはがれていっちゃうの～～～。（死んじゃうなんて悲しい？）

この、お母さんから生まれて、成長し、お肌を守ってやがて死んではがれちゃうサイクルを、
ターンオーバーといいます。

ターンオーバー　きっと一度は聞いたことありますよね？
赤ちゃんが生まれて角層まであがってくるまで約2週間。

大人になり、角層でお肌を外敵から守ってくれたり、保水してくれたりが約2週間。
まあ、だいたい28日サイクルといわれています。

生まれる　→　成長する　→　働く（保護、保水）→垢となりはがれてサヨナラ～
このサイクルが約２８日ってことですよ。

わかったかな？

今後の美肌獲得講義に、何度もターンオーバーって出てくるから
しっかり覚えてくださいね